【postgres】テーブルを指定してリストアする方法

ポスグレで1つのテーブルだけリストアしたいときってあるよねー

あるあるー

書きます

テーブルを指定してリストアする

コマンドライン
pg_restore --clean -h <ホスト名> -p <ポート番号> -U <ユーザー名> -d <DB名> -t <テーブル名> <ファイル名>

-t: リストアするテーブルを指定します。

↓その他のオプションは以下を参照

【postgres】コマンドラインでのダンプとリストアの方法

↓実際の値を入れるとこんな感じ(自分のテストデータベース用)

コマンドライン
pg_restore --clean -h db -p 5432 -U postgres -d django_sample -t videos backup_1211.dump

その他のオプションについて

pg_restoreは、PostgreSQLのデータベースバックアップファイルからデータを復元するための強力なコマンドラインツールです。--cleanオプション以外にも、pg_restoreには多数の便利なオプションが用意されています。これらのオプションを活用することで、データの復元プロセスをより柔軟に、効率的に行うことが可能です。ここでは、pg_restoreの主要なオプションについて、その機能と使い方を紹介します。

pg_restoreの基本

まず、pg_restoreの基本的な使用法から始めましょう。pg_restoreは、PostgreSQLのカスタムバックアップフォーマットやtarアーカイブフォーマットで保存されたバックアップからデータを復元する際に使用されます。コマンドの基本的な形式は以下の通りです。

cssCopy codepg_restore [オプション] ファイル名

主要なオプション

-C / --create

復元プロセスの開始前にデータベースを作成します。このオプションは、データベース自体がバックアップファイルに含まれている場合に特に有用です。

-L / --list

バックアップファイル内のオブジェクトのリストを表示します。実際の復元を行う前に、どのようなオブジェクトがバックアップファイルに含まれているかを確認するのに便利です。

-n / --schema

特定のスキーマ内のオブジェクトのみを復元します。これにより、必要なスキーマのデータのみを選択的に復元することができます。

Copy codepg_restore -d dbname -n schemaname backup_file

-t / --table

特定のテーブルのみを復元します。このオプションを使用すると、特定のテーブルだけを選択的に復元できます。

Copy codepg_restore -d dbname -t tablename backup_file

-v / --verbose

詳細な出力モードを有効にします。復元プロセス中に発生する各ステップの情報を表示します。

-j / --jobs

並行実行のジョブ数を指定します。このオプションを使用することで、復元プロセスを高速化することが可能です。

Copy codepg_restore -d dbname -j 4 backup_file

まとめ

pg_restoreのこれらのオプションを理解し、適切に活用することで、PostgreSQLデータベースの復元プロセスをより効果的に管理することができます。データベースのサイズや復元するデータの種類に応じて、これらのオプションを組み合わせることで、必要なデータの復元を効率的かつ正確に行うことが可能です。